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    • 2023.02.21 Tuesday
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    夜空の色を、した狐

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      「21.5×35センチ 厚紙 油絵の具」

      随分と歩いてから、その狐に会った。

      「ずっと黒い森の中でいて、怖かった」

      「でも本当は怖いものなんて無かった。」

      「それに気が付いて良かった。」

      初めて出会って、私達はそんな事を話した。



      顔、二つ

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        「無題 29.5×21センチ 油絵の具」




        「O(オー)B4 クレヨン アクリル絵の具」



        手紙を書きたい

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          「45×35センチ ダンボール 油絵の具」

          家から生えてる絵筆、白い雲は女、黒い雲は男




          「13.3×15.8 厚紙 油絵の具」


          手紙を書きたい、でも書けなくて、描いた二品。



          馬のいる風景

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            「B5 クレヨン」

            馬のいる風景について想う

            木の下に馬がいたら、素敵だな。

            一頭、

            いや、二頭いて

            仲良し

            私は馬の背中に手をあててみる

            人間よりずっと体温が高くて、でも汗ばんでなどなくて、

            人間みたいにふにゃふにゃ顔が気持ちで波打たなくて、
            でもやさしくて、


            それから草に寝そべって、空の一部分に大きく広がった布団みたいな雲の腹に、当たる光の色が変わるのをずっと見ている。

            馬はこっちにはこないんだけど、気配が分からなくなるほど遠くへは行かない。





            今は都会に住んでいて、優しい友達と、朗らかな家族と、仕事に恵まれて生きてる。



            ある日美術館で、森の中で焚き火にあたる二人の猟師の絵を見た。


            自分の中の、忘れられていた「丸で絵になってしまったかのような」
            子供の頃田舎で過ごした風景が体の中でぐらぐらと震える。



            木の下に馬がいたら、いいな。本当に。



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